中小企業診断士たぬき。

2019年度の中小企業診断士の二次筆記試験に合格しました。試験や診断士活動についていろいろ書いていきたいです。

1回目、2回目の二次試験

二次試験について書くのを忘れていました。

1回目の二次試験ですが、9月初めの合格発表の後から対策をはじめました。実は一次試験の結果4点足りなかったのですが、経営法務で没問があり繰り上がるんじゃないか?という感じだったのですが、プライベートの予定も重なっていたこともあり、一次の合格発表まで何も手を付けていませんでした。

何も、というと多少語弊がありますが、一次試験が終わってからではふぞろいが手に入りにくいという話は聞いていたので、一次試験前にふぞろいは買ってありました。パラパラ見ていた程度で、「事例1は人事・組織の話なんだなあ」みたいなイメージをぼんやり掴んでいただけでした。

1年目は5年分の過去問を3周くらいしました。答え合わせはふぞろいと、ネット上から模範解答をあさって確認していました。今見ると、ネット上に転がっている二次試験の模範解答や合格者の回答だって、めちゃくちゃなこと書いていたり、日本語的に通じてるそれ?みたいなものもありますが、、当時は戦略やフレームワークみたいなものも考えず解いては答え合わせの繰り返しでした。

そんな感じですから当然のように試験は不合格です。CBBBの総合Bだったかと思います。

 

2年目はMMCの通信で学ぶことにしました。本当は通学がよかったのですが、なかなか地方にはありませんので仕方がないです。

MMCでは演習や模試を通じて新作の問題に数多く触れることができたこともありますが、二次試験の考え方、フレームワーク、対策法を学ぶことができました。頭のいい人は初めての二次試験の勉強でもそれくらい対策するのかもしれませんが。。

なんか攻略法があるゲーム的な感覚でいいのかなとイメージすることができました。模範解答が発表されず何が正解かわからない二次試験でも、攻略する方法はあるんだとはっきりイメージすることできました。そこからいきあたりばったりではなく、攻略するコツを個人でも考えるようになりました。結果的に二回目の二次試験も落ちたんですけど。

これは完全に言い訳ですが、私は集中力が長く続かず、ある時ばったりと勉強する気がなくなることがあります。それが自分ではコントロールできないのです。プロスポーツ選手でも本番にモチベーションを合わせたり、ピーキングと言ったりしますが、まさにこれです。

5月~7月あたりは、MMCの演習や模試でいい成績を残していました。7月あたり、今二次試験をやれば絶対に合格するとも思っていました。ところが9月くらいから全く勉強する気になれず、模試や演習でも簡単な問題でしょぼい回答を書いてしまい合格点に届かないほどとなりました。正直どうやればモチベーションがあがるかわからない状況でした。

そこで3年目に向けて対策したことは、波を作らないことでした。必要以上に気持ちも上げず、気が向かない時には無理に勉強はしないことです。合格した年のことはまた別の機会に書きますが、こういうことを含めたメンタルのコントロールが良い結果につながったと思っています。

MMCの事例4対策の問題集はとてもよかったです。これを2年目も合格した3年目おやりこみましたが、2019年のような基礎力を問われる事例4だとこの問題集をやり込めば十分高得点が狙えるレベルになります。

 

ちなみにですが、、私は2019年の二次試験後~合格発表まで、MMCのことをかなりボロクソに言ってきました。MMCの発表した二次試験の模範解答が、他の学校と比べかなり後発だったにも関わらず内容が信じられないくらいひどいものだったからです。これ本番で書いたら絶対不合格でしょと思いました。

その前の年にMMCの演習や模試も受け添削も受けてきましたので、MMCがこんな回答書く?と信じられなかったのです。MMCの考え方ややり方自体はとても勉強になったと思っているのですが。。