中小企業診断士たぬき。

2019年度の中小企業診断士の二次筆記試験に合格しました。試験や診断士活動についていろいろ書いていきたいです。

実務補習 中間成果物作成中。

今週は実務補習で一番忙しい時期、各自の宿題の実施となります。

2/11は祝日で仕事は休みだったので一日作業をすることはできました。班でもカレンダー通りの休みではないようでした。そもそも実務補習のスケジュールによっては祝日が入らないパターンも多いでしょうから、平日の仕事終わりにやるのが基本となりそうです。

さて、我が班はドロップボックスこそアカウント作成してファイルを共有しているものの、指導員からのメールは実務補習が始まってからもどういうわけかメールがBCCで送られてくるため、全員のメールアドレスがわかりません。いや、ドロップボックスのアカウント見れば私はわかりますが、これに気づいていない人もいそうです。ここまで来ると「連絡先を公開することを良しとしない事情や拒んでいる人がいるのか」と思ってしまいますね。LINEアカウントや携帯番号などもやりとりしていないため。ドロップボックスにファイルをアップしない限り他の人の進捗もつかめない状況です。

実務補習が始まるまでは、週中のやりとりはChatWorkかSlackでバシバシ意見を交わす。Googleドキュメントやスプレッドシートでリアルタイムで内容詰めていくんや、と思っていました。ですが初日で諦めました。他の班員のリテラシがどうかとかは関係ありません。たまたま私は仕事で縁があってそういう仕事のやり方を知っていたのですがまだまだメジャーなやり方ではないのです。それに気づけてよかったです。ここで気づかなかったら、資格取得後のコンサル活動でドヤ顔で社長さんに強要してしまうところでした。

そんなわけで、班の進捗状況が全然わかりません。他の班はどうやって週中のコミュケーションをとっているのでしょうか。

私は財務の担当なので、事例4でもやったお決まりの効率性、安全性、収益性の分析を行った後は改善策の提案となります。私が実務補習で一番身につけたかったことはここなのです。財務の改善案というと売上を増やして、費用を減らして、で経営計画をシミュレーションするわけなのですが、売上を増やす根拠や、費用を減らす根拠、その数字の妥当性をどうやって出せばいいのか、勉強したかったのです。

ですが実務補習1日目2日目ではそのヒントもなく、、いや、ヒントはあったのかもしれないが、ヒアリングが甘々なせいで引き出せなかったのかもしれない。その結果シミュレーションしたものの数字に妥当性や説得力が全くないような気がしている。「売上を◯◯円増やしてください、費用も◯◯円減らしてください。そうすると◯年後には◯円黒字になります」ってそんなんわかってるちゅーねん簡単にできるならとっくにやってるわ、って話ですよね。

次の集合まで今日を入れてあと3日あります。形だけはできた(つもり)ので、これからは説得力のある数字を探し、現実的かつ効果的になる提案を見つけていこうと思います。

実務補習前半。

実務補習の前半2日間が終わった。申込みをしてからずっと楽しみにしていたイベントだ。

 

事前準備

以前書いたよう、指導員から届いた3年分の財務諸表や企業概要を確認、二次試験レベルの財務指標を出し、HPやSNSを舐め回すようにチェック。業界の事情もある程度チェックを行い、福岡市総合図書館で業種別審査辞典をコピーしてきた。

気合は十分である。今のところ実務補習は今回の5日のみ、あとは実務従事で10日稼ぐつもりだったので初回に全力を尽くしたいと思っていた。また同じ5万円の実務補習の費用をハイコスパ化するためにも経営戦略+リーダーに立候補したのだが、今回が3回目の人がいたためそちらの方をリーダーにするとのこと。

そんなわけで次に希望した財務の担当となりました。

初日

部屋に1番乗りでした。何人か知っている人がいましたが偶然にも全員バラバラでした。知らない人ばかりに班のほうが人脈()が広がりますね。全国各地から人が集まっていたグループでした。近所に住んでいる人同じグループ説はなんだったのでしょうか。

ヒアリング準備

自己紹介のあと、初日は事前資料を元にそれぞれ考えてきたヒアリング項目を検討します。質問をたくさん考えてきた人そうでない人様々です。私の考えていた質問は質、量ともに残念な感じでした。やっぱ自分の見る目がなかった。正直、この段階では2,3の担当は書くことがほぼないのではと思えるレベルだった。

指導員から連絡のあった企業概要なんてA4一枚くらいのもの。A4で5ページくらいの問題で二次試験で500字くらいの回答になるわけで、90ページくらいの報告書を作るなら聞くことはいくらでもあった。考えがだいぶ甘かったな。

すりあわせて、重複を除いて担当者ごとに質問を整理し午後からのヒアリングに備えますが、ここでちょいちょいと指導員から「それは〇〇だよ」とご回答が。えー、これ一応研修だし知ってたとしても支援先から聞きたかったな。。と思う点がちょいちょいあり。

昼食後移動。

ヒアリング

今回のヒアリングの担当は跡継ぎ予定の若い人でした。ヒアリング自体はやりやすかったです。ですが正直ヒアリングの時間は足りないですしおかわりしたいしやり直ししたい。あとから班員の人に聞いたらなんとなく皆思っていたようですが、本音は隠しているなという感じはしました。そこを引き出せないのは力不足。本音を隠す理由もなんとなく想像できるのだがそこははっきり言葉にして聞き出さないといけない。

指導員とそんなに縁のない企業だったり、ヒアリング相手の社長が厳しい人だったら結構悲惨だったな。。という印象でした。正直すまんかった、ヒアリングなめてて。

SWOT分析

この段階でもやっぱりまだ報告書の内容がイメージできていなかった。みんな強みや機会はぼんやりイメージはできていたのですが。指導員にもヒントをもらいつヒアリング内容をもとにSWOT分析していきます。このあたりから指導員の筋書き通りの展開に乗せられてるんじゃないかと思うようになりました。誘導されるのが助かる面もありつつ、実際の診断でこんなうまいことヒント転がってくるか?と。割とSWOT分析自体はすぐ終わってしまって、翌日周りの班を見るとホワイトボードにひたすら書き込みがあったりポストイット貼りまくりで、、これでよかったのかなと、薄っぺらいなと。外部環境はヒアリングだけでなく、ググってもある程度わかるはなしだしな。。やっぱり準備不足。

初日はここまで。

クロスSWOT分析

2日目は初日のSWOT分析を元にクロスSWOT分析からスタート。ここで時間はかかったのですがようやく報告書のイメージがつかめました。クロスSWOTとともに誰に何をを少しづつ形としつつ、企業があるべき姿を明確にしてくださいそこにむどのようにアドバイスをするのかを固めていきます。

2日目午後はそのアウトライン作成に入ります。各担当がそれぞれの課題、あるべき姿、提言を明確にしました。これで骨格の骨格ぐらいが完成です。あとは宿題となりましたが明日には骨格を固め、3日後には7割程肉付け、実務補習後半戦は仕上げと発表資料づくりとなります。指導員からのヒントはあったとはいえ、昨日午前中までは全くイメージのできなかった報告書のイメージが掴めました。

まとめ

実務補習は1回でいいかなと思ったのですが、もう1回別の業種やってみたいなとも思うようになりました。一番きついという噂の宿題はまだこれからなのですが。今のところヒアリングとSWOT分析をひとりでできるようになったかなと言われるとノーとしか言えないです。ただ面白いか面白くないかでいうとめちゃくちゃ面白い。

 

実務補習前半はここまで。実務補習先の業種も書かず、具体的な内容を一切伏せたらいつも以上に実に薄っぺらい記事になってしまった。

新しい猫が来る話。

たまには猫の話をしよう。

皆猫が好きなのだ。Twitterで「新しい猫が来る」とつぶやくと即イイネがつき写真を見たいと言われる。そう、人類は皆猫が好きなのだ。

我が家の猫状況

現在我が家にいる猫は中年のヒマラヤンのオスが一匹、通称たぬきちゃんである。正式な名前は他にある。とにかく甘えん坊の平和主義。人に対してシャーと言ったのは去勢手術のため病院で嫌なことをいっぱいされて特に機嫌が悪かった数日間のみ。とにかく人間が好きで、喉を爆音で鳴らしながら抱っこされることが好きな猫である。

2年くらい前まで同居猫がいた。たぬきちゃんより半年遅く産まれたチンチラの通称らいおんちゃんである。らいおんちゃんは気まぐれなのでたぬきが近くに寄ってくるのは嫌なのだが、機嫌のいい時に自分からたぬきに近寄っていくのはよかったらしい。残念ながら2年前に病気で亡くなってしまった。それからタヌキは独り身である。

どちらも自分が独身の頃から飼っていた猫であり、ブリーダーから買った。最初は里親団体から引取を考えていたのだが、里親団体の条件というのは鬼のように厳しいのである。

 

里親団体

ここから書く話は全ての里親団体に当てはまる話ではない。

基本的に里親団体の提示する条件は厳しい。どれだけ厳しいかは下記のリンクを参照していただければ。

togetter.com

matome.naver.jp

blog.livedoor.jp

確かにおっしゃることは理解できるところもあるし、理解できないところもある。

ペット可の家に住んでいること、これまでかかった治療費の負担、このあたりは当然であろう。(子猫の場合)留守が少ない、仕事をしていて収入がある、このあたりもまあ当然であろう。しかし、収入証明や身分証のコピーの提出、寄付の強制あたりはちょっと理解できない。多少の寄付はするし身分証は見せはするけどさ。

源泉徴収と身分証のコピー渡したらさ、怪しいところからお金借りれちゃうと思うんだけど?個人情報の取り扱いについてあやふやなのに寄越せと言われても。また実費以上の寄付を募るのってさ、寄付って言ってるけど実態は猫の譲渡費用でしょ?つまりそれはボランティアではなくて事業だ。税金払ってるならそれでいいし、ボランティアだからといって全てを犠牲にして活動すべきとも言わない。ただ、ボランティアを名乗りつつ私腹を肥やすような寄付を募る団体を信じることはできない。

もちろん、全ての団体が上記リンクのような鬼条件を出しているわけではない。貰い受ける側にも当然怪しい奴はいるわけで、ある程度の条件は理解できるのだが、常軌を逸した条件を突きつける団体も存在するわけである。そのような団体に「ブリーダーやペットショップで飼うのはやめて保護猫を引き取ろう」と言われても説得力はないわけだ。

そんなわけで里親団体からの譲渡は諦め、たぬきもらいおんちゃんもブリーダーから迎えた。

今回新猫を向かえる経緯

らいおんちゃんが亡くなってから1年くらい経った頃から、やっぱりもう一匹いたらいいなと思うようになった。たぬきちゃんは人間が好きなので今の我々夫婦との生活自体には満足しているようには見える。もう一匹迎えたいと言うのはいわば人間側のエゴであるが、たぬきちゃんももう立派な中年である。もう一匹迎えるならタヌキの年齢的にも結構ギリギリかなと思っていた。

暇な時に里親サイトを見ていた。この子いいなーと言うのはあったがどうしても迎えたいかと言われるとそうではないという状況が続いた。が、今回はピンと来たのである。保護している団体を調べると結構いい感じの団体であった。無茶苦茶な条件を突きつけられることはなかった。なので問い合わせて譲渡会に見学に行くことになった。

自分がピンとくるくらいなので、他にもピンと来た人は多かったらしく、当日参加した猫の中では一番人気があったらしい。猫にとっても見知らぬ人が大勢来るわけなので怖くて固まってしまうのはしょうがないことである。みんな怖そうな顔して固まっていたがそんな中お目当ての猫さんは一人はしゃぎまくっていた。

いくつか希望する家族があった中、条件の厳しいところ(先住が多いとか、高齢とか、留守が長いとか)はお断りし、うちともう一家族が最終的に残ったのだが、幸運にも我が家におまかせしたいとの連絡があった。

サビ猫の長毛の子である。たぬきもらいおんちゃんも長毛である。次の子は長毛でなくても良いとは思っていたが似たような子が集まってしまいますね。年齢や性格が違うので心配なところはありますが、新しい生活が楽しみです。新猫が我が家に来た暁にはTwitterに猫自慢の投稿が続くであろう。

名前は鋭意検討中である。スイーツ脳全開な名前は避けたいところ。