中小企業診断士たぬき。

2019年度の中小企業診断士の二次筆記試験に合格しました。試験や診断士活動についていろいろ書いていきたいです。

池井戸潤にハマって。

かなり遅まきながら池井戸潤にはまっています。

池井戸潤にたどりつくまで

昨年10月の中小企業診断士二次試験終了後、ようやくビジネス書以外の活字に着手できるようになったため、ミステリーを中心に売れ筋の小説でも読もうかと思ったのですがピンとくるものがなく、中小企業が舞台の小説はないかな、経済小説は勉強になるかなと、と突然思うようになりました。

そこでいろいろ探した結果が池井戸潤の「かばん屋の相続」でした。池井戸潤の名前はもちろん知っていましたし、半沢直樹やルーズヴェルト・ゲームが映像化で大当たりしていたことも知っています。

短編集って全部が当たりってこともないのであまり好きではないのですが、かばん屋の相続は全て当たりでした。そこで、代表作とも言える半沢直樹シリーズも読んでみようということでオレたちバブル入行組を買いました。

銀行で勤務している知り合いもいませんし、仕事で銀行とお付き合いしたこともないので、あんまり銀行がどういうものかのイメージがなかったんですね。その一端というか、こういう世界なんだなあというのが伝わってきました。そんな素人でもわかりやすい作品でした。

伏線の張り方回収の仕方、結末に向かって盛り上がっていく様が大変お見事です。こんなことならもっと早く読んでおけばなー、ドラマも見ておけばなーと後悔しました。今年4月からのドラマは絶対に録画して見ようと思っています。

あんまり映像化されたから、流行ったから、みたいな理由で手を出すのは好きじゃないのです。そのためずっと食わず嫌いみたいな形で池井戸潤作品には手を出していませんでした。

半沢直樹Ⅱ エピソードゼロ

そんな中、録画してあった半沢直樹Ⅱ エピソードゼロを録画昨日見たわけなのですが、突っ込みどころだらけなのが気になったわけです。堺雅人が出てこないところは別にいいのですが、IT系に疎い人も対象のドラマだしドラマの演出ってこんなもんかなあとは思ったのですが、何から何までセキュリティがガバガバすぎてありえない。Sierの1年生でもいいから監修させればもっとリアリティ出たと思うのです。今どきIT企業じゃなくてもこんなセキュリティガバガバな会社はないと思います。ましてや証券会社じゃないですか。。

東京セントラル証券とスパイラルってことは、次作につなげるのかなーと思っていたのですが、これ単発で見ると残念な感じしか残りませんでしたね。前作のDVDとかレンタルできるのでしょうか、復習がてら前作は全部見ておきたいなーと思います。