中小企業診断士たぬき。

2019年度の中小企業診断士の二次筆記試験に合格しました。試験や診断士活動についていろいろ書いていきたいです。

口述試験。

昨日、無事口述試験を受けてきました。

口述試験の情報をいろいろ調べていて前もって抱いていたイメージは

・面接官との距離が遠い

・面接官がニコリともしない

・圧迫面接

でした。だからプレッシャーでしゃべれなくなっちゃう人もいるのかなーと思っていました。

 

ところが

・面接官との距離は長机ひとつぶん(長辺)、そこまで遠くはない

・面接官のうち一人は入室の時からにこやかだった

・面接官のほうが緊張しているのか、説明が噛み噛みだった

と、色々と思っていたよりもゆるい状況でした。

 

質問は事例3と事例2から2問ずつ。はじめが事例3で、事例3は与件文にあることからでも、一般知識からでも嫌だなーと思っていたのですが、嫌なものほど出てしまいますね。

事例3の問題は

①C社に機械加工工程を移管するX社の狙い

②OJTを行う場合の留意点

でした(ざっくり)。X社の狙いなんて考えてなかったです、、X社の狙いは

・熱処理だけやるより納期が早くなる

・C社が機械加工工程のノウハウ重ねれば費用がさがる

みたいに答えました。内容的には全然ダメだと思います。

 

OJTの留意点、については知識問題でしたが、OJT自体は二次筆記試験でも頻出ですし、問題を聞いた瞬間は留意点って何やと思いつつラッキーだとは思いました。

・事前に標準化してマニュアルを作っておく

・ベテラン従業員が辞める前にOJTして技術継承をすすめる

みたいに答えました。こちらは内容としては十分じゃないでしょうか。

 

事例2からは

①大手ネイルチェーンの弱点とB社が対抗できる点

②デジタルツールの使えない顧客に対するプロモーション

だったと思います、詳しくは覚えていないです。

事例2の2問について、大手ネイルチェーンはいわばB社が今後高価なオプションを使用した高付加価値路線で行くいうのが筆記試験の結論でしたので、その逆を答えれば良いのだと判断しました。

・低価格だから高回転で回さなければいけない、一人の顧客に時間をかけられない

・オプションが見込めない

・だからB社はオプションを使用した高付加価値ネイルで差別化を図るべき

みたいな回答にしました。これも口述試験とすると内容は十分かと思います。

 

デジタルツールの使えない顧客に対するプロモーションは、問題を聞いた瞬間は「やばい、何だこれ」と思いましたが、事例2の過去問でよく使っていたフレーズを思い出しました。

・季節のイベント毎のネイルの写真を記載した、ネイルのメンテナンス時期が近づいてきたら来店を促すDMを送る

・B社で施術したネイルのサンプル例を記載したチラシを配る

みたいに回答しました。チラシやDMは以前は鉄板ネタでしたからね。IMをDMやチラシに代替すればいけるか、と思いました。内容は良かったかな、、と思ったのですが最後の質問でまさかの「まだありませんか」が出ました。

ここまでの3問、感触的には全て1分前後、長くても1分20秒は行ってない感じでした。それなのに「まだありませんか」が出てこなかったので、答えれば2分行ってなくても大丈夫かなあと思っていたところでしたので油断していました。

「すいません、今は思いつきません」と返すのが精一杯。これ以上のつっこみはなくそこで試験は終了しました。終わってエレベーターに乗り会場の外へ出たところで時計を見ましたがそれでも10分経っていなかったので、本当に全問1分そこそこしか回答してなかったのだと思います。

 

まあ、でもこれくらいでも大丈夫でしょう。正直、こちらの回答を聞いている感じも全くしなかったので、本当に受け答えすればOKなんだなという感じでした。

合格発表まであと9日です。