中小企業診断士たぬき。

2019年度の中小企業診断士の二次筆記試験に合格しました。試験や診断士活動についていろいろ書いていきたいです。

はじめての一次試験~一次試験合格まで。

診断士受験に向けてまずはじめにやったことは、TACの経営法務の過去問を買ったことでした。

資格試験はまず過去問から手をつける派です。

特に、今まで受けた情報処理技術者試験試験なんてほぼほぼ過去問数回解けば合格できたので。過去問と全く同じ選択肢が本番で出たりしましたからね、受験生をナメてるのか手抜きなのか。

通勤時間中に過去問を読んでいたのですがどうも頭に入ってこず、、すぐに断念することになりました。

 

その後数年空いてしまうのですが、やはり診断士の資格を取得したいなと思い本格的な学習をはじめます。

独学、通学、通信を検討した結果、通学は高すぎるから通信という後ろ向きな選択をし、とある通信の講座を受講することになりました。

通信ではカリキュラムに沿って講座が進むためペースメーカーとなりました。インプットと1講座ごとの振り返りのような問題(TACで言うスピ問)を解いていただけで、この時点では過去問には手をつけていませんでした。

通信で受講すると同時に、とある受験生支援団体のセミナーにも参加しました。

そこで聞いた話は合格者の方のモチベーションの上げ方や勉強時間の取り方。通信の講座でインプットしていただけの自分には目からウロコ、勉強の量も質も全く足りていないことに気づきました。何よりやるべきは過去問だということ。

セミナーに参加してから自分のやる気スイッチがガチっと入った気がしました。セミナーの帰り道にはTACの過去問を全教科アマゾンでポチってました。

早速過去問を解き始めたのですが、はじめは通信講座のインプットのレベルと過去問のレベルの差にびっくりしました。インプットとそれに付随する問題レベルでは過去問になかなかたちうちできません。繰り返し問題を解き、間違えた問題は通信講座の教材で振り返ることを繰り返していきました。

 

ここである事件が起きます。

通信講座のテキストに明らかな誤りがあることに気づいたのです。誤植ではなくガチの内容間違いでした。割と頻出である類似の事柄をまとめた内容の表ががっつり間違っていました。通信講座はテキストだけでなく動画もセットでしたが、動画の中の講師の発言も間違っているのです。「絶対に出るから覚えるように」と言っていた表の内容が間違っているのです。このレベルで講師やってるのか、、、と思いました。

その間違いというのも、個人の見解で内容が左右されるものではなく、ググったりすれば100人中100人が間違いと指摘できるレベルの絶対的に誤りだったのです。その誤りは通信講座を展開している会社にすぐに報告し、間違いですよね?と確認しましたがその返事も遅く、対応も正直言って最悪でした。かなりの不信感を持ち、なんで金払って間違い教わらなあかんねんと思いました。

その後、別のところでも細かいミスをいくつか見つけてしまい、その通信講座への信頼感が全くなくなってしまいました。その時点で通信講座のテキストは全て処分、過去問一本にしぼりました。安かろう悪かろうではないですが、大手はこういうところで信頼をなくしたりはしないんだろうなあと思いました。

 

そして初年度は経済、企業経営理論、中小企業経営の3科目の合格でした。