中小企業診断士たぬき。

2019年度の中小企業診断士の二次筆記試験に合格しました。試験や診断士活動についていろいろ書いていきたいです。

自分のSWOT分析できますか?

昨日は福岡在住の昨年度中小企業診断士試験合格の方お二人と飲んできた。

やはり私は自分と似たような属性の人と会うことが好きだ。大卒での就活の頃、自分の大学の学力からはずいぶん背伸びした会社に内定をもらってから、卒業に必要な単位もままならない中、会社の同期となる人達と週8日くらい遊んでいた。

自分よりスペックの高い属性の人達と一緒に過ごすことが何より楽しかった。平々凡々な私立大学に属する自分が、国立大や私立大でも偏差値高めなのところの人達と過ごすことに刺激を受けつつ酔っていたのかもしれない。昨日もまさにそんな感じだった。めちゃくちゃおもしろかった。

普段の生活では知り合うことのない人達と知り合えたことが、合格したことの一番のメリットだと思うし、これから出会う人達にワクワクしてしまうのである。

 

自分のSWOT分析できる?

さて、昨日飲んでいる中で話して気になったこと、自分の強みは何なのかということ。SWOT分析は診断士受験生なら嫌でも意識する。事例の企業のSWOTは分析できても自分自身のSWOT分析はできるのだろうか?

診断士は独占業務がなく、自分の強みを活かして営業していくという話は聞く。その自分の強みって何か?ちょっと考えてみた。

強み

・SIer企業勤務によるITのスキルはまあまあある

⇒開発スキルがあるわけでもないしなあ。そもそもofficeってどれくらい使えれば「できる」って言い切っていいのかな?

 ・診断士協会のHPにあるwordファイルをイケてる感じに修正はできる

 ・診断士協会や福岡県の協会のHPであればそこそこイケてる感じにはできる

 ・Excelも1からマクロ組むのは時間もらえばできる、ピボットはできる

 ・Accessはメンテレベルでしか触ったことがない

・簿記2級レベルの財務会計の知識はある

・中小企業診断士試験合格程度の中小企業経営に関する知識はある。

・動き出しは早い

正直、全然自分では強みと言えるほどITスキルも財務会計の知識はあるとは思っていない。この程度であればできる人はゴロゴロいる。と、思っていたのですがこの程度の強みでも、強みとしてアピールしていかなければいけないのかなーという気はしています。自分の力を客観的に判断するのは難しいし、過信もできない。アピールの仕方次第かなと言う気もするが、自分がまず攻める分野としてはやっぱりIT系からのコンサルかなと言う気はする。

強み✕強み

ITスキル✕中小企業経営は刺さるところには刺さる分野だと思う。私自身は新しいことへの抵抗感がまったくないため、ツールの導入や初期対応といったところはだいたいどんなツールでもできると思う。ITツールは馴染みのない人には食わず嫌いな人も多そうなので、そこに食い込んでいけるのは強みと言えるかもしれない。管理コストを削減していくことはできるだろう。

 

いずれにせよ、自分の名前で勝負していくことになるのならこれくらいの強みでも自信を持って強みとして発信していくことも重要なのかなと、考えさせられました。自分自身の売り方、他の人のやり方を見て勉強していきたい。

これから強みとしたいことは

中小企業診断における必須スキルである、「事業計画」や「経営改善案」を作成できるようになりたい。そして補助金申請で強みを発揮してみたい。事業計画は仕事でやったことはあるが主導的にやったわけでもないし。実務補習ではリーダーや財務分析担当となるべきなのでしょうか。大変そうですが、せっかくお金を出すのだから苦労は買ったほうがいいのかなと思っています。